わきがは手術をすれば絶対に治る?費用や保険についても解説

わきが対策その⑤

ワキガは重度の場合には保険を適用して手術をすることができます。

しかし手術方法によっては脇に傷跡が残こる可能性もあります。

ここではわきがの 手術方法やメリットデメリット、料金と保険 について紹介しています。

わきが手術の種類

わきが手術の方法についてこのページでは ボトックス法・剪除法・ミラドライ・シェービング法 ついてまとめています。

それぞれの手術方法のメリットデメリットを紹介しているのでこれからワキガ手術をお考えの方は是非ご覧ください。

手術名効果傷跡費用保険再発
ボトックス半年程度無し2~3万円(保険適用)重症のみ適用有り有り
剪除法半永久的有り4~6万円(保険適用)有りほぼ無し
ミラドライ半永久的ほぼ無し30万円前後無しほぼ無し
シェービング法半永久的ほぼ無し15万円~40万円前後無しほぼ無し

わきが手術早見表

ボトックス・ボツリヌストキシン

ボトックスとは、脇の下にボツリヌス菌を注射により直接注入するワキガ治療法です。
脇の皮膚を切開する必要がないため、傷跡などは残らず施術時間も5分ほどで完了します。
ワキガ手術の手間の面では非常にスムーズな施術法です。

ボトックスはあくまで汗腺の活動の抑制(多汗症の抑制)を目的とする施術のため、ワキガ症状の根絶をすることはできません。
ワキガ改善効果は術後2~3日後から表れ、持続期間は一般的に半年ほどと言われています。

またボトックスによる施術は、ボツリヌス菌から産生される毒素(ボツリヌストキシン)の効果を望むもので、使用量や体質によっては副作用を引き起こしてしまう場合があります。
実際に起きたボトックスの副作用として、術後数週間から1ヶ月ほど経ってから「腕の倦怠感や腕のしびれなどを感じたと」「体のだるさを感じた」等の症例があります。

シンプルなワキガ治療施術のため軽視してしまいがちですが、病院やクリニックを選ぶ際は実績や評判などもしっかり見てから決めるようにする事をおすすめします。

 

ボトックスの費用や保険

ボトックスは医師により「重度の原発性腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)」と診断された場合にのみ保険が適用されます。
「脇の汗により日常生活に支障をきたしてしまう」「週に1回以上、脇に多量の汗をかく事がある」等の症状でないと保険適用が難しい場合が多いようです。
そのため、まずは医師に相談の上、ご自身がどういった症状なのかを明確にする必要があります。

ボトックスの保険適用が認められた場合で、両脇の施術費は25,000円~40,000円ほどが相場となっており、保険適用外の自由診療の場合は100,000円~130,000円ほどになってしまいます。

またボトックス治療は、短期間で回数を重ねてしまうと菌に対する抗体が出来てしまう場合があります。
抗体が出来てしまった場合は別の種類のボツリヌス菌を適用する必要があり、料金が3倍ほどになってしまうケースもありますので、再度のワキガ治療施術に臨まれる際は半年ほどの期間を置いて受けられる事をお薦めいたします。

ボトックス法のまとめ

安価に施術が出来る 安価に施術が出来る
重度ワキガの場合には保険適用が出来比較的安価に施術が出来る
傷跡が残らない 傷跡が残らない
皮膚を切開せず注射針のみでワキガ治療が出来るため傷跡は残りません
効果期間が限定的 効果期間が限定的
ワキガ改善効果は半年程度しか持続しません

剪除法

皮弁法・反転剪除(せんじょ)法は、わきがの原因であるアポクリン汗腺を皮膚の内部(裏側)からハサミを使って切除する方法です。

最大5センチほどの切開が必要であり傷跡が残りやすいため、外見を気にされる方にはお薦め出来ませんが、施術の際に医師がアポクリン汗腺を直接目視して切除する事が可能で、同時に汗腺の一種であるエクリン腺の切除も行えるため、わきがの原因を根絶するという目的には非常に効果を望める施術法です。

剪除法

剪除法は皮膚の切開を必要とするため、施術自体の時間も長く、術後に1週間ほど二の腕から患部にかけて包帯で圧迫固定するなどの休養期間(ダウンタイム)も必要とします。

そのため剪除法を受ける場合には予定に余裕を持って受ける事をおすすめします。

 

また剪除法は傷跡の残り方や術後の痛みの回復期間などに医師の技量が大きく影響します。

ネットなどで剪除法の情報を調べる際に医師の評判・実績なども加味して入念に検討をするように心がける事が大切です。

また子どもの場合でも15歳程度から施術が可能です。

 

剪除法の料金や保険

剪除法は 健康保険適用可能 な施術法なので、お金の面では他の施術法と比較して安価で済みます。

まず術前の診察料(カウンセリング・問診)が保険適用で5,000円程度です。

そして施術料ですが、2割負担の場合で両脇併せて23,000円〜24,000円、3割負担の場合で35,000円~36,000円が相場となっています。

そして術後の手当てなどの診察(ガーゼ交換など)が5,000円程度、合併症など術後のトラブルが起こった場合の治療費にも保険が適用されるので、併せて 50,000円ほどに収まることが多い ようです。

 

保険を利用しない自由診療の場合は30万円を越えてしまう事もあるので注意が必要です。

上記に挙げた剪除法の費用は、あくまで目安となっているので、病院やクリニックなどによって費用にばらつきがあります。

そのため施術を受ける際はよく調べて、ご自身が納得できる形で臨むようにする事が大切です。

 

剪除法のまとめ

安価に施術が出来る 安価に施術が出来る
重度ワキガの場合には保険適用が出来比較的安価に施術が出来る
効果は半永久的 効果は半永久的
直接アポクリンを切除するので一度の手術でほぼわきがが改善
傷跡が残りやすい 傷跡が残りやすい
皮膚を切開するため傷跡が一生残る可能性があります
ダウンタイムが必要 ダウンタイムが必要
一週間程度圧迫固定が必要なので実生活にも影響も

 

ミラドライ

ミラドライは、アメリカで開発されたワキガ・多汗症治療機器の名称で、切開不要のワキガ治療法です。
機器で脇に直接電磁波(マイクロ波)を照射し、電磁波によりアポクリン汗腺・エクリン腺を破壊し、ワキガ・多汗症の症状に対して永久的に効果を得られる手術方法として最近ではポピュラーになっています。

ミラドライ

ミラドライはメスや注射を使用しないため、痛みや傷跡を伴わず、施術自体も30分ほどで完了します。

しかし画期的な反面、ミラドライはいわゆるレーザー治療の類であり、西洋人向けに開発された機器で、日本人がミラドライを受ける場合、体質によってはレーザーの照射による腫れや炎症・しこりが出来るなどの症状が数週間~半年ほど続いたというケースもあります。
また、機器による外部からの照射なので、照射によりアポクリン汗腺を完全に破壊しきれていない場合などはワキガが再発する可能性もあります。

 

ミラドライの料金や保険

ミラドライでのワキガ治療は、保険は使用出来ず適用外の自由診療になります。
機器自体の価格や、「切らずに根絶できる」という最大のメリットで手術料金も高額になってしまう傾向があるようです。

ミラドライの手術料金の目安は350,000円~500,000円となっており、医療ローンを利用した分割払い(毎月5,000円~8,000円の60回払い等)を取り入れている医院・クリニックも多いようです。

また、前項に書いたような”ワキガ・多汗症症状の再発”が起きた場合、医院・クリニックによっては再発の場合に限り割引制度等もありますが、再度同額程度の料金が発生する事も考慮しておく必要があります。

ミラドライを受けた方の中には、「保険適用内の施術法では満足のいく結果を得られなかった」という方が多いようです。
しかし、ご自身の判断で症状や施術法を決め付ける事は危険ですので、医師とのカウンセリングをしっかり行なった上での施術をおすすめします。

ミラドライのまとめ

傷跡が残らない 傷跡が残らない
皮膚の切開がなくレーザー照射で治療するため傷跡は全く残りません
身体への負担が少ない 身体への負担が少ない
痛みやダウンタイムが必要なく、実生活への影響は最低限
施術後すぐにワキガが改善 施術後すぐにワキガが改善
ミラドライ施術当日からワキガの改善効果が期待
料金が高額 料金が高額
最低でも30万円以上の施術料金が必要

 

シェービング法

シェービング法(ローラー法)とは、脇の小さな穴(傷)から機器を挿入し、皮膚の裏側からアポクリン汗腺・エクリン汗腺を削ぐように除去する手術法です。


皮膚の裏側からアポクリン汗腺・エクリン汗腺を除去するという意味では反転剪除(せんじょ)法と同様ですが、シェービング法は直接のアポクリン線目視が不可能な手術方法なので、反転剪除法より確実性ではワキガ治療率はやや劣ります。
ただ、脇の傷跡自体は1センチほどに収まる為、術後の見た目も出来るだけ綺麗にしたいという方には大きなメリットになるでしょう。
シェービング法の副作用も、術後の内出血や腫れなどが生じる場合はありますが、比較的軽度に収まる事が多いようです。

シェービング法の手術時間は30分~40分程が一般的で、ダウンタイム(術後の回復期間)も1週間以内には収まるので、施術時間・ダウンタイムの長さから反転剪除法でのワキガ手術に一歩踏み出せない方にオススメです。
しかし、反転剪除法と同様に術後の患部の固定(2日程度)は必要となりますので、術後にすぐ腕を自由に動かせるというわけではありません。

シェービング法は一般的なローラー法の他に、レーザーを照射する”レーザーシェービング法”、アポクリン汗腺を先に焼き切ってから除去する”ベイザーシェービング法”など、医院・クリニックなどによって取り入れている手術方法が異なる場合があるので、きちんと調べた上でワキガ手術方法を選択する事が大切です。

 

シェービング法の料金や保険

シェービング法は保険適用外のワキガ手術方法です。

料金は医院・クリニックによって大きく異なり、両脇で150,000円~440,000円と幅が広くなっています。
そのため医療ローンを利用した分割払い(毎月3,000円~8,000円の60回払い等)も可能な医院・クリニックも多いようです。

また、シェービング法によって「ワキガ症状の改善に納得がいかなかった」「ワキガが完治しなかった」等の理由で再手術を受ける際に関しては、同院だと割引が適用される場合もあったり、他院で再手術を受ける場合は通常より高額になったりケースもありますので、その辺りのアフターケアについても認識しておく必要があります。

シェービング法のように価格の幅が広いと”安いのは駄目!高い方が良い””安いからここに決める/高いのは足下を見られている気がする”というような思考になりがちですが、そういった理由で決めるのではなく、実績や評判、実際にカウンセリングを受けてみての実感などを頼りに決めるようにしてください。

シェービング法のまとめ

傷跡が目立たない 傷跡が目立たない
皮膚の切開は最低限のため傷跡は目立ちにくく済みます
ダウンタイムが最小限 ダウンタイムが最小限
術後のダウンタイムは1週間程度で実生活への影響も少なく済みます
料金が高額 料金が高額
最低でも15万円程度の施術料金が必要
医師の技術が大きく影響 医師の技術が大きく影響
アポクリン汗腺が目に見えない手術なので医師の技術が大きく影響

 

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